【囲碁講座】級位者向け囲碁教室オンラインシリーズ

級位者教室担当「俵インストラクター」のオンライン教室を公開中!
図と動画を使って、分かりやすく囲碁の打ち方や考え方を解説していきます。
是非、実戦でご活用ください!

【ノビの色々とサガリからのハサミツケ】囲碁教室オンラインシリーズ③

こんにちは!月曜級位者教室担当の俵です。
今回は、「ノビ」の種類と、その中から役に立つ「サガリ」についてご紹介します。

ノビの種類

ノビ1
黒1や3はノビ

皆さんもノビる形はご存じの方が多いと思います。
上の図で、黒1や黒3と打つ手がノビですね。一歩ずつ繋がりながら堅実であることがポイントです。

このノビですが、相手の石との接触状況によって呼び方が変わってくるのです。
囲碁講座の番組や本を見ていると、
「押し」「オサエ」など、囲碁用語が飛び交います。
何となくでもよいので、頭の片隅に入れておくと、
講座の理解力がアップすると思います!
まずは先日アップした、三々定石の形を参考に見ていきましょう。
すぐに役立つ形を知りたい!という方は飛ばしてください(笑)

オサエ

オサエ
黒2はオサエ

白が1と三々に入り、黒が2と打った手ですが、皆さんは何と呼びますか。
ノビはノビなのですが・・・自然と呼んでいるかもしれませんね!

黒2は「オサエ」です。白が2とくるのを防いでオサえこんでいるイメージですね。

ハイ(這い)

ハイ
白3はハイ

続いて白3はどうでしょうか。


これは「ハイ」「オシ」に該当します。どちらかと言えば、
白が下を這っているので、「ハイ」のイメージが強いでしょうか。
「押し」は後ほど

ノビ
黒4、白5はハネ。黒6はノビ

次に黒6はどうでしょうか。
これは相手の石がくっついていないので、単純に「ノビ」となります。

ハイとノビ
白7はハイ、黒8はノビ

続いて、白7は「ハイ」、黒8は「ノビ」です。

その他の例をいくつか上げると…

オシ

押し
黒2は押し

白1の肩ツキに黒2と打つのが「押し」です。
上に押しているからですね。そのままの意味です!

ヒキ

ヒキ
黒4は「ヒキ」

黒4と打つのが「ヒキ」です。▲にバックして、兵を引き上げるイメージです。

マガリ

マガリ
黒4はマガリ

黒4と打つのが「マガリ」です。
黒2からカーブしているようなイメージでしょうか。

立ち

立ち
黒3は立ち

黒3と打つのが「立ち」です。白から3にオサえられないように、立っています!

ノビにもたくさん種類があって疲れますね(笑)
対局や棋譜並べを繰り返すうちに、自然と慣れてくるので安心してください!

サガリからのハサミツケ

長くなりましたが、ここからが本題です。
今回ご紹介したいのが、次の「サガリ」になります。
ここから読んでいただいても良いですね!(笑)

サガリとは

サガリ
サガるとヨセの狙いが残る

これがサガリです。石が下に向かっているのでサガリと呼ばれます。
一見地味ですが、後々にヨセの狙いを残すことができます。
この後、白が手を抜くと、黒からどのような手段があるか考えてください。

物足りない
これでは物足りない

普通に打つと黒1から白4となりますね。これでも悪くはないのですが、
もう少し白地の中に入り込むことができます。

サガリからの狙いはハサミツケ

ハサミツケが成立
黒1の「ハサミツケ」が成立!

黒1の「ハサミツケ」まで踏み込むことが可能です。白4で黒が取られそうですが、▲がいるので、これは逆に黒5と取ることができます。ということは、

白地を荒らせる
白地を荒らせる!

白は2、4と連絡させてあげるくらいで、先程の図よりも黒が中に入ることができます。△もアタリなので、後々の楽しみが増えましたね!
これがサガリを打った効果です。

サガリからのハサミツケの例外

ただ、いつも成功するわけではありません。
注意点があるので見ていきましょう!

ハサミツケが成立しない
この図では黒1が成立しない

この図では黒1が成立しないのです。続いて、

これなら良いが
これは黒良いが・・・

白2なら黒5までとなり、黒が成功します。しかし白2は・・・

白2の下アテが好手
白2が好手

下から2とアテられてしまいます。続いて、

黒が取られる。
黒が取られてしまう

黒3と逃げても、白4、6で取られてしまいました。
白に△があり、「シチョウ」になる場合は、気を付けなければなりません。

サガリからのハサミツケ発展編(動画)

月曜教室に出てきたサガリの形を動画にまとめてみました。
発展形の説明もあるので、下記よりご覧いただければ幸いです。

サガリからのハサミツケの動画

まとめ

まとめますと、

「ノビ」は、相手の石との接触具合によって、呼び方が変わる。
(押しやサガリなど)

「サガリ」があると「ハサミツケ」の手段で得をできる可能性がある!

また、役に立つ形を定期的にご紹介していきます。
今後ともよろしくお願いいたします。

【ユルミシチョウとは?】囲碁教室オンラインシリーズ①

こんにちは!

月曜級位者教室担当の俵です。

今回は、教室内で登場した「ユルミシチョウ」について解説していきます。

ユルミシチョウが分かると、守るべき断点かどうかの判断の精度が上がりますし、今回の記事を読むだけでも「攻め合い」に対する考え方がよく分かってきます。

是非、ゆっくり見ていって下さいね。

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