【割り打ちへツメを打たれたら~カカってみよう!】囲碁教室オンラインシリーズ⑯

こんにちは!月曜級位者教室担当の俵です。
今回は、割り打ちをしてツメを打たれた際の対応をご紹介します。
下の図のような場面ですね。

ツメにカカリ1
白1に黒2とツメられたら

二間ビラキは普通

ツメにカカリ2
こうなれば、白にゆとりがある

ツメられたら白3と二間ビラキするのが普通です。
黒が穏やかに、黒4と受けてくれれば、白5で根拠確保できるので、
白に不満はないでしょう。
しかし・・・

ツメにカカリ3
黒4で白が少し窮屈

白3に黒4と根拠を奪われる可能性も高いです。
白がまだ弱いので白5に守ると、黒6で右上隅を確定地にされてしまいました。
白としても7などの大場に先行できるので、バランスは取れており、
これで白が悪い訳ではありません・
ただ、右辺白にはまだ、黒AやBなどから攻める手があり、少し不安定です。
隅を大きく取られたり、右辺白への嫌みを避けたい場合には、
次からの手段もおすすめです!

一路広くカカってみる!

ツメにカカリ4
白がふっくらして、白満足!

白3のカカリがオススメです。白も三間ビラキなので怖いですが、
黒にも圧力がかかっているので、ひどい目に遭うことはありません!
もし、黒4、6と受け続けてくれれば、白5、7で白がふっくらとして大満足です!
(白5では単に7もあるでしょう)
そのため、黒の立場としては、

ツメにカカリ5
白5でAとBを見合いにしています。

許さん!と黒4と打ち込んでくる可能性も高いです。
ここでは慌てずに白5のトビが好手。
白Aで▲を封鎖する手と、白Bで黒4を封鎖する手を見合いにしているのです。
ここで黒はほとんどの場合、

ツメにカカリ6
黒は6と▲を守ることがほとんど

黒6と▲を守ることになります。というのも・・・

ツメにカカリ7
黒6には白7が厳しい

黒6とこちらを動くと、白7で隅を封鎖されてしまい、

ツメにカカリ8
白の厚みが素晴らしい!

黒8から12で生きることはできるのですが、
白の厚みが素晴らしくなります。
これは白13に構えるくらいでも、白模様が大きく白よしでしょう。
そのことから、

ツメにカカリ9
白7で▲を制することができます

白5には黒6と守り、白7で▲を封鎖して制することになります。
これで▲は中々逃げ出すことができないのです。
ただ、黒としても▲が取られたからといって損というわけではなく、
続いて、

ツメにカカリ10
黒は黒地を大きく囲える

黒8のトビサガリで、次に黒Aのワタリを見ながら、黒10と大きく囲うことができたり、

ツメにカカリ11
後に黒AやBの味を見ることができる

黒8、10のあと、黒AやBなどの味を見ることができるので、互角の進行になります。
この辺りのことはまたの機会にご紹介いたします!
この図のあとに、もし・・・

動き出して来たら(動画)

ツメにカカリ12
黒1と動き出されたら・・・

白は黒を取れているとお伝えしましたが、黒1と直接動き出してきたらどうしましょう!

ツメにカカリ13
ニョキニョキと出られたら・・・

黒1には白2とツグよりないですが、黒3、5とニョキニョキと出てこられたら・・・
対策をしっておかないと実戦で打たれたら困りそうですね。
続いて白は、

ツメにカカリ14
白6は白が傷だらけで突破される

白6にカケて封鎖したくなりますが、これは黒7から15まで、黒に突破されてしまい、黒を取ることができません。黒を取る手筋を下記の動画にまとめましたので、ぜひご覧頂ければ嬉しいです!

まとめ

①割り打ちにツメを打たれた際は、二間ビラキだけではなく、三間にヒラいてカカリも有力。

②打ち込まれても、一間トビで封鎖を見合いにできる。

③ニョキニョキと出られたら、ケイマガケで仕留めることができる。(動画)

また役に立つ形を定期的にご紹介していきます。
ありがとうございました!

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